コロナ対策しながらのマラソン計測

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、マラソンイベント等も自粛が続いています。
弊社でも影響はあり例年だったら3月4月は毎週のように計測があるのですが、今シーズンに関しては激減してます。

しかし、そんな中ですが、3月14日に神奈川の鶴見川、15日に千葉のポートパークにてマラソン計測のお手伝いをさせていただきました。

コロナ対策としてスタート時の密集を避けるため、ウエーブスタート方式によるネットタイムでの計測です。

普段はグロスタイムでの計測が多く、ネットタイムは参考記録として使用が主になってますが
(ウエーブスタートとグロスタイムとネットタイムの違いは最後に書いてます。)

ネットタイムを公式記録としての計測も楽しかったです。
計測してても見た目の順位=実際の順位とは異なるため、見てるほうもワクワクしました。

コロナ禍で騒がれ自粛が続いている中、参加者及びスタッフの安全を第一に考え、さまざまな工夫や対策を凝らしての大会開催、運営様には脱帽です。

弊社でもコロナに負けないよう、今回をいい機会と考え、コロナ禍が落ち着いた後には、それまで以上に良い計測サービスを提供できるようにシステム改良を進めていきます。

 

鶴見川

鶴見川1鶴見川2

雪も降る中での計測、今シーズン1の寒さでした。


千葉ポートパーク

千葉ポート1千葉ポート2

前日とは一転とても良い気候、公園で遊ぶ子ども達の声に元気をもらいました。

 

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ウエーブスタート・・・時間差スタートになります。
例えば1000人の参加者がいた場合、200人づつの5グループ等というふうに分け、それぞれのグループ毎にスタートします。
小分けスタートする事で、スタート地点の混雑緩和に有効です。
グループはゼッケン番号毎に分けたり、申告タイム毎に分けたりと様々です。

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グロスタイム・・・スタートの号砲からフィニッシュラインを通過するまでのタイム
ネットタイム・・・スタート地点を通過してからフィニッシュラインを通過するまでのタイム
大規模大会ではスタートの号砲がなってから、最後尾のランナーがスタート地点を通過するまでに時間がかかりますので、グロスタイムの場合は後方にいるランナーほど不利となります。
しかし、ネットタイムの場合はスタート地点を通過してからフィニッシュ地点を通過するまでのタイムとなりますので、スタート位置による不利はなくなります。
一方で、見た目によるゴール順位と実際の順位に違いが出てくるため、完走証への順位記載や当日の表彰等が難しくなります。

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他、様々な計測機械も作ってます!

内面測定装置内面測定装置内部